甲状腺機能障害

おはようございます!先週末からいくつか期限付きでやらなければならないことがあり、ブログの更新を後回しにしていました。というわけで、本日は3日ぶりの投稿です。

 

先週末、大阪で行われたセミナーのトピックの一つに甲状腺機能障害がありました。甲状腺からは甲状腺ホルモンが分泌されており、この機能に問題が生じると様々な症状を引き起こします。

 

セミナーの中ではその代表的な症状として、線維筋痛症と更年期障害を取り上げました。これら二つの症状の共通点は治療法が確立していないことです。従って、患者さんは場当たり的な対症療法に頼り、ただ嵐が通り過ぎるのを我慢するだけになります。

 

しかし、これら二つの疾患の中には、実は甲状腺機能障害が引き起こしていたということがあります。

 

そのことは、海外の論文にも散見されており、エビデンスの量としてはかなりの数になります。

 

ただ、甲状腺機能の検査によって異常が検出されないことも多く、それが原因の特定を困難にさせています(従って、他の指標を利用することになります)。

 

症状が軽度である場合は必要な栄養素(食事とサプリメント)を補うことで十分改善を見込むことができますし、重度(もしくは慢性的な)場合でも、ホルモン療法と併用することで極力副作用を抑えながら治癒に導くことも可能です。

 

もちろん、カイロプラクティックによって骨格と神経系機能を整えることで、さらに効果的な治癒が期待できます。

 

ところで、甲状腺ホルモンの材料にヨウ素があります。つまり、ヨウ素が不足すると甲状腺ホルモンの生成も行われなくなります。

 

ヨウ素を多く含む食べ物は、昆布などの海藻類です。日本人のヨウ素の摂取量は世界的にもかなり高いと言われています(そのような統計的データがあります)。従って、和食中心の食生活をしている場合、ヨウ素不足に陥る心配はありません。

 

また、もう一つ大切な栄養素に亜鉛があります。亜鉛はカキに多く含まれる栄養素です。冷え性、慢性的な疲労や倦怠感、全身の疼痛などの症状に困っている方は、もしかしたら甲状腺ホルモンの分泌が十分でない可能性もあります。カキを食べて亜鉛を補ってみてはいかがですか?(必要であればヨウ素も)。

 

【開催予定のセミナー】

2016年2月28日(日)関節運動学的セミナー@大阪 (肩関節) 

2016年3月10日(木) AKT(関節運動学的)セミナー@札幌 (股関節)


スポーツ医学&カイロプラクティック研究所
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甲状腺機能障害” への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    「甲状腺機能障害」という言葉に反応してしまいました。
    先日お話した【総合診療医ドクターG】という番組で、
    度々「甲状腺機〇〇症」というのが出てきます。
    曰く「甲状腺機能低下症」、曰く「甲状腺機能亢進症」、etc.・・・。
    えっ、こんな症状も甲状腺の異常で出る可能性が有るの?って感じ。
    きっと、代謝などの大切な部分を受け持っているんでしょうね。
    私がなった(と思い込んでいた(照・汗))「線維筋痛症」も関係が有るんですね。
    あの病気は、私が大好きだった女子アナが罹って 不幸にも自死されてしまったので、
    余計に印象に残っている病状です。
    甲状腺の方向から、少しでも 病気の特定や治療の進歩に繋がると嬉しいですね。

  2. コメントありがとうございます!

    多くのケースで甲状腺機能低下症となっています。

    疲労感、倦怠感、冷え性、胃腸障害、片頭痛、うつ症状・・・・ほかにもいろいろな症状が現れます。

    甲状腺機能低下症の方で、線維筋痛症や更年期障害などと”誤診”されてしまっているケースが多いようです。

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