先週の東京でのセミナーでカバーした項目の一つに「膝窩動脈絞扼症候群」がありました。
膝窩動脈の絞扼により、下腿部の関連痛を引き起こす症状です。
その中で膝窩動脈の走行の変則タイプについての説明をしたところ、受講生の方からその発現率について質問がありました。
この時、全くデータを持ち合わせていなかったため、お答えすることはできませんでしたが、再度様々な文献を調べたところ、以下のようなことがわかりました。
- 膝窩動脈の走行の変則タイプ発現率は3%である
- その3%のうち60%が両側性である
変則タイプ(1~4)一つ一つの発現割合については、まだデータが存在しない可能性があります。
以上です。