ド・ケルバン病 / 腱鞘炎 (de Quervain disease)

ド・ケルバン病は手首の腱鞘炎のことです。腱鞘炎は読んで字のごとく、腱鞘の炎症のこと。腱鞘というのは、腱を包んで保護している軟部組織です。

腱鞘炎

炎症反応が強く出ている炎症期には、アイシング等による処置が必要になります。しかし、炎症期が過ぎても痛みが続く場合は、治療が必要になるかもしれません。

腱(または腱鞘)の損傷により内出血が生じますが、その後、組織の線維化が起こります。線維化に伴い癒着が生じますが、炎症期を過ぎても痛みが継続する場合、腱と腱鞘の間で癒着が生じている可能性があります。

従って、治療は癒着部位の開放ということになります。これは、手技によって十分対応可能な症状です。癒着部位を特定し、そこをはがしていくことになります。多少痛みを伴いますが、治療後は痛みが激減していることが多いです。