股関節の痛み

股関節の痛みは比較的女性に多くみられます。以下はよくみられる股関節痛の原因となります。

1.変形性股関節症
2.股関節インピンジメント症候群
3.大腿骨頭すべり症
4.関節唇損傷

変形性股関節症では、大腿骨頭の表面を覆う関節軟骨の摩耗が起こっています。関節軟骨がすり減ることにより、その下側にある骨(硬骨)が直接刺激されるため痛みが現れます。すり減った関節軟骨を徒手的に再生させることは非可能ですが、栄養摂取を工夫することで、改善させることは十分可能です。

股関節インピンジメント症候群は、股関節の運動障害が原因です。この症候群では、大腿骨頭が股関節の運動に伴いずれてしまっています。特に、股関節の屈曲動作(膝を上にあげる動作)において顕著です。股関節の可動域を修正し、周辺の筋肉や靭帯などの軟部組織の状態を改善させることで、症状は良くなっていきます。

大腿骨頭すべり症と関節唇損傷は、徒手的な治療(改善)が難しい症状です。共に手術が適応となる症状です。しかし、自覚症状がひどくない(軽度)場合、痛みなどの軽減を徒手的に行うことは十分可能です。