淘汰

生き残っているということには理由がある

アメリカでカイロプラクターとして自立できている人は、非常に少ない。何らかのデータがあるのかと思いネット検索してみたのですが、残念ながら見つかりませんでした。

 

そこで、ぼく自身の主観的なお話をしたいと思います。

 

ぼくがカイロプラクティックの大学に入学した当初、クラスメートはおよそ100名いました。そして、卒業時には40名程度に縮小していました。カイロプラクターへの道に見切りをつけて退学した者、他のカイロプラクティックの学校へ転向した者、成績の問題で落第した者とその理由は様々ですが、この時点で60%が淘汰されたことになります。

 

卒業後に待ち構えているのは、国家試験です(第4次まであるうちの第3次までは在学中に受験できる)。ここでも淘汰がありますが、落ちても毎年受験可能なのでやる気があれば、ライセンス取得までこぎつけることはできます。

 

大きな淘汰は、州のライセンス取得後にあります。つまり、実際にカイロプラクターとして働き始めてから本当の弱肉強食が起こります。

 

卒業して3年後のカイロプラクターとしての生存率は50%。そして5年後には30%程度というのを大昔に聞いたことがあります(うろ覚えなので、この数値に確たる自信はございません。あしからず)。

 

仮にこれを50%とすると、カイロプラクターになるべく学校の門をたたいた人のおよそ80%は淘汰されることになります。

 

この数値が他の業種に比べて高いのか低いのかはわかりませんが、決して甘い業界ではありません。

 

それでは日本ではどうでしょう。そもそも日本ではカイロプラクティックの学校はあれども、国家試験はありませんので、誰でもカイロプラクターになることができます。従って、淘汰は卒業後に起こります。

 

これまた極めて主観的見解なのですが、だいたい20%というのは良い線ではないでしょうか。

 

開業後3年というのが、ある種のボーダーラインだと思っています。開業して3年後に生き残ることができていれば、今後もおそらく大丈夫でしょう。逆に淘汰されてしまう人は、3年以内にいなくなります。

 

 

さて、面白いものを見つけました。こちらの漫画です。

 

ちょっと上記の話とはニュアンスは異なりますが、結局生き残っているということは、それなりの理屈があるんですね。

淘汰

淘汰

 

 

【出典】

 

【お知らせ】

2016年4月24日(日)関節運動学的セミナー@大阪 (手関節) 

2016年5月11日(水)から5月19日(木)まで休診させていただきます。


スポーツ医学&カイロプラクティック研究所
名古屋市中村区竹橋町13-18オフィスワンタケハシ5階
(名古屋駅より徒歩5分)
電話:052-452-5006
ブログ:スポーツドクターSのざっくばらん

生き残っているということには理由がある」への2件のフィードバック

  1. 生物の進化の話とかで勘違いするヤツですね。
    前に読んだ本の内容を例にあげると、「托卵」に於ける卵の模様の変化ってのがあります。
    托卵する側(カッコウとかホトトギスとか)は 自分の卵を托卵相手(ウグイスとか)に似せるんですが、
    される側も手をこまねいている訳ではなく 産む卵の模様などを変化させるというのです。
    そうすると、托卵された卵と自分が産んだ卵との差が大きくなるので 排斥できる様になる という訳です。
    托卵する側も手をこまねいている訳ではなく 産む卵を合わせてきます。
    ・・・ という繰り返し。
    もっともらしい表現ですが、
    実際に起こっている事は (たまたま?)変わった卵を産んだ固体が子孫を多く残せた という繰り返しであって、
    けっして 鳥が『意図して』卵を変化させた訳ではない という事です。
    でも 普通の本の書き方だと、概ね最初の表現っぽい書き方になってるんですよね。(書く人=学者さんの頭の中では 後の内容と理解されてる。)
    あっ、「漫画」の部分についてのコメントです。(笑)

  2. コメントありがとうございます!

    自然界ではしっかりと淘汰が機能していますが、人間界の場合、少なからず我々の意図・希望・願望・社会的背景や倫理観が影響するので、淘汰が機能していないこともありますね。それはそれで、良いこともありますが・・・。

    この漫画を見て思い起こしたのは、延命治療のことです。この件については、また機会を改めて記事にしたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です