楔前部

楔前部(けつぜんぶ)の大きさと幸福感には相関性がある

大脳の楔前部(けつぜんぶ)の大きさと幸福感には相関性があるという研究報告があります。それによると、幸福感が大きい人ほど、楔前部も大きかったそうだ。

楔前部

また、「快・不快と人生の意味についても質問し、回答を数値化すると、同様に楔前部の体積と相関していた」とのこと。

なかなか興味深い研究ですね。

このような抽象的・主観的・感覚的なこと(幸福感とか人生の意味とか・・・)を科学的に研究するのは、非常に難しいです。

ところで、別の研究では「プロ棋士がが将棋盤面を見ると頭頂葉背内側部(楔前部)の神経活動が高まる」こともわかっています。面白いですね。

幸福感というのは、心が落ち着いた状態、つまり平常心ということなのかもしれません(棋士は盤面を見ると心が落ち着く・・・という感じかな)。

さらに、「楔前部は痛みに反応せず、かゆみに反応する」という研究報告もあります。これまた興味深い。なぜかと言えば、瞑想中、痛みよりもかゆみが気になることが多いからです(ぼくの場合)。

また、幸福感は脳内神経伝達物質の一つであるセロトニンが関与していると言われています。「幸せホルモン」というやつですね。

セロトニンと楔前部の関係についての論文を探してみたのですが、やはりありました!それによると、「セロトニン分泌低下時には、楔前部の活動が低下」しているそうです。

スポーツがより科学的に行われるようになり、より多くのアスリートのパフォーマンスがアップしているのと同じように、幸福感とか人生の意味などの抽象概念が脳科学的に解明されていくことで、心のトレーニング(瞑想)も進歩するような気がします。

 

 

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