手首の痛み

手首の痛みと指のしびれ

最近、手首の痛みを訴える人が続いています。先週来られた方は、整形外科でギヨン管症候群と診断された方でした。

ギヨン管症候群というのは、手首の辺り(小指側)で尺骨神経が圧迫・刺激されて現れる症状のことです(詳細はリンクを参照)。

ギヨン管症候群

尺骨神経は小指と薬指(小指側半分)を神経支配に持つ(手のひら側)ので、痛みやしびれはこの領域に現れます。場合によっては、感覚がくなったり、一枚皮がかぶっているような感じになったりします。

それでは、どうしてこのような状態になってしまうのでしょうか?原因の多くは、反復刺激です。つまり、ギオン管の部分に何度も刺激(大抵の場合、圧迫刺激です)が加わることが直接的な原因になります。

例えば、ゴルフクラブを握る時、聞き手側のギオン管がクラブに強く圧迫されている状態になります(下の写真)。

ギヨン管

また、自転車のハンドルを握った時も、ギヨン管が強く圧迫されます。特にスポーツタイプの自転車の場合、前傾姿勢になるために、より圧迫が強くなります。

ギヨン管症候群

そのため、ギヨン管症候群は、サイクリスト麻痺(Cyclist’s palsy)とも呼ばれています。

比較的珍しい症状ですが、治療はそれほど難しくありません。尺骨神経が圧迫を受けている領域を特定して、それを開放してあげるだけです。

手技によって十分対応できる症状です。

 

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