身体が痛いのか、それとも心が痛いのか?

おはようございます!今朝は上腕二頭筋⇒上腕三頭筋。上腕二頭筋はインクラインダンベルカールを4セットほど。この種目は伸張性収縮を意識することがポイントです。最終可動域(肘関節伸展位)でいかに上腕二頭筋に負荷を残せるかが重要。そして、その負荷を逃がさずに肘を巻き上げていく。今朝も良いトレーニングができました。

 

 

例えば、慢性腰痛で来られていた方が、たまたま酷い頭痛になったとします。この時、腰の具合を聞くと、「今は腰は全く痛くありません」となります。「痛くありません」というのは、「痛みが気になりません」というのが正確かもしれません。

 

頭痛の方に気が向いていて、腰痛を感じなくなっているのでしょう。こういう方の場合、頭痛が治まると、また腰痛が気になりだすことになります。つまり、腰の痛みが復活する。なかなか興味深い現象です。

 

このようなケースは、感情的な人に多いような気がします(そもそも、人間はみな感情的な動物ですが)。つまり、心が感情に支配されがちな人です。感情的な状態の時、物事を客観的に判断することは不可能です。また、身体に現れた「痛み」に対してネガティブな判断を加えがちです(実際、痛みはネガティブでもポジティブでもない)。

 

ネガティブな判断を加えると、必ずネガティブな結果が生じます。それが、痛みの増悪という連鎖を生み出しているのでしょう。すると、ますます痛みが気になり、しかもさらに痛みを強く感じるようになります。医学的にはこのような連鎖反応をPsycho-somaticなとと言ったりします(Psycho=心理、Somatic=身体)。

 

連鎖反応ですから連鎖を断ち切れば、(心因性の)痛みは消失します。連鎖は感情の連鎖です。この連鎖を断ち切る唯一の方法は、感情との主従関係を逆転させる、つまり自らの選択権を取り戻すことです。

 

感情から支配されず自由の身になると、物事を客観的に見られるようになります。すると、不思議なことに身体に痛みがあっても、感情的な状態ではないので、それほど苦痛には感じなくなります。言い換えれば、身体には痛みがあるけど、心はそれを苦痛とはとらえていません。非常に理想的な状態ですね。

 

しかし、普段から感情に支配されている場合、簡単にはその支配から抜け出せません。むしろ、その逆で身体の痛みがあると、ますます感情の支配力が増強してしまいます。

 

従って、そうなる前に感情から支配されないように訓練しておく必要があります。やはり、常日頃から準備を整えておくおくことが何よりの対応策ですね。

 

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身体が痛いのか、それとも心が痛いのか?」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    まさに「病は気から」ですね。

    ブログを読ませていただいて、ある歯科医の方が面白いことを仰っておられたことを思い出しました。
    患者さんの痛みの訴えとは違う箇所が患部であることも多い、ということです。
    例えば、「上の奥歯の痛みを訴えている患者さんを診察したら、上の奥歯が患部なのではなく、下の奥歯が虫歯で、実はそこが痛みの原因だった。」と言った具合にです。

    歯科医が言うには、人間の神経はバカだから、患部とは全く違う場所を勘違いして痛みを認識してしまうのだそうです。そんなような事例は、決して珍しいことではないと仰ってみえました。

    私は、そんな事実に興味をそそられたのと同時に、どうしてそのように認識してしまうようにプログラムをされているのかということのほうが気になりました。

    • 伊藤さんへ

      こんにちは!
      コメントありがとうございます。

      「患部とは全く違う場所を勘違いして痛みを認識してしまう」・・・若干ニュアンスが違いますが、関連痛という言葉があります。

      関連痛というのは、原因となっている構造と離れた個所に自覚される痛みのことです。
      例えば、股関節に問題があるのですが、股関節そのものには痛みを感じずに膝の痛みとして自覚されることなど。

      このようなことは決して珍しいことではなく、普段の臨床でもよく見かけます。
      科学的に説明できることもあれば、そうでないこともあります。

      ただ、解剖学や病理学などの「常識」にとらわれ過ぎると、原因がさっぱりなどということになってしまいます。

      そういうのも含め、カイロプラクティックの仕事は面白いんですけどね。

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