指の感覚まひ

指の感覚まひ

おはようございます!今朝も名古屋は冷えてます。昨晩は今冬初めてこたつのスイッチを入れました。

昨日来られた患者さんの主訴は指の感覚まひでした。

この情報だけでいくつかの鑑別診断(原因)が頭に浮かびます。

  1. 頚椎
  2. 正中神経
  3. 筋肉

頚椎の問題としては、頸椎の椎間関節(関節包)、椎間板(頸椎ヘルニア)、サブラクセーション、椎間孔狭窄などが考えられます。

頚椎のサブラクセーションによって関節包の拘縮が起こり、指の感覚異常となって現れることがあります。また、サブラクセーションは椎間孔狭窄の原因にもなり、これが頚神経を圧迫(もしくは刺激)する可能性もあります。

頚椎ヘルニアも神経性の症状を引き起こしますね。ただ、脊髄を刺激しているのか、それとも抹消(頚神経)を刺激しているかで現れる症状は異なります。

この方の場合、感覚異常は親指と人差し指に強く現れていたため、正中神経の問題も考えられます。正中神経は複数の頚神経が束になって指先まで伸びている神経ですが、親指・人差し指・薬指の辺りの神経支配を持っています。正中神経由来の症状には、手根管症候群回内筋症候群などがあります。最も問題が起こりやすい神経だと言われています。

最後に筋肉ですが、これも指の感覚異常の原因になります。比較的、好発するのが肩周辺の筋群です(特にローテーターカフ)。肩の筋肉の問題が指の感覚異常を引き起こしというのは、考えにくいですが、こういう痛みのことを関連痛と言います。

このように、指の感覚まひと言っても、様々な原因があります。当然ですが、原因によって対応は異なります。それぞれのケースにおいて完全にオーダーメードの治療法というわけです。そうでなければ、ギャンブルと同じです。

 

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