アルツハイマー

もう少し真っ当なカイロプラクターが増えることを切に望む

おはようございます!名古屋は梅雨らしいどんよりとした朝を迎えております。今にも雨が降り出しそう。帰りも自転車で帰れるかな?

 

 

昨日、再来週末にあるセミナーの準備をしていたところ、一本の電話がかかってきた。予約の電話ではなく、相談の電話だった。

 

電話の主は男性であるということ以外わからない。「そちらではアルツハイマー病の治療はしていますか?」というご相談だった。

 

最初、家族、もしくは知り合いの誰かがアルツハイマー病を患っていて、この男性が何か治療法を探しているのかと思ったが、そうではなくご本人のことだった。

 

「二つの治療院でアルツハイマーと言われました」とその男性は言う。(ちなみに、二つの治療院の内の一つはカイロプラクティック院だったとのこと)。

 

電話越しに聞こえるその男性の声は、いたく不安感に苛まれている様子だった。

 

 

ぼくは、アルツハイマーの治療はしない。と言うより、そもそもカイロプラクティックでアルツハイマーが良くなるなんて、これっぽっちも思っていない。

 

もしかしたら、この男性を診たカイロプラクターは、アルツハイマーも治療で良くなると言ったのかもしれない(限りなく胡散臭いが(笑))。

 

そんなことより、そのカイロプラクターがどのようなプロセスを経て、その男性に対して「あなたはアルツハイマー病である」という結論を突き付けたのかが知りたかった。

 

その辺のところを伺うと、どうやら何らかの筋力検査を行い、その結果を元にアルツハイマー病という結論に至ったようだった。

 

『あまりにもバカバカしい』・・・アルツハイマー病の病理を知っていれば、誰でもそのように思うはずである。しかし、ご本人にとっては、非常に深刻な事態なのだ。

 

それにしても、このようなことを軽々しく話すカイロプラクターがいることが嘆かわしい。他人の不安を煽ることが、どれほど罪深いことか!

 

この男性には、「その検査法が全く根拠がないこと」、「もし心配であれば、専門家による検査を受診すること」、「万が一、アルツハイマーであっても、発症初期であれば良い治療法はあること」、「栄養摂取や生活スタイルを改善することが予防につながること」などをお話しておいた。

 

我々医療従事者は、患者さんに安心感を持ってもらうように努めなければならない。だから、症状の説明をする際の言葉遣いには大いに配慮すべてきである。

 

もう少し、真っ当なカイロプラクターが増えることを切に望むばかりである。

 

 

 

追伸:この方に簡単な問診を行った所、アルツハイマーの症状は全く出ていないことがわかっている。また、専門機関での検査は全く受けていないとのことだった。

 

 

 

2016年6月26日(日)関節運動学的セミナー@大阪 (膝関節)
セミナー会場が変更となりました。ご注意ください)


スポーツ医学&カイロプラクティック研究所
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ブログ:スポーツドクターSのざっくばらん

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