慢性的な足首の痛み

おはようございます!今日は台風がやってくるということで、今朝の名古屋は嵐の前の静けさのような感じとなっています。風が生ぬるいです。

 

 

最近は早朝に来られる患者さんが増えていて、途中までブログを書いてそのままということが多くなっています。

 

昨日も数行書いたところで時間切れとなり、午後になって読み返したところ、何となくアップするのがバカらしくなりそのまま没になりました。

 

 

昨日は最後の患者さんが6時半ころ来られ、7時過ぎには帰り支度をしていたのですが、その間際で電話が鳴りました。

 

10年来の患者さんからの電話で「今から見て欲しい人がいる」とのこと。詳細は聞かなかったのですが、何となく緊急性を感じたので、そのまま待つことにしました。

 

到着された時、既に7時45分をまわっていました。患者さんは相撲取りでした。幕内力士です。ちなみに今週末日曜日から名古屋場所が始まるので、当院にもお相撲さんがぼちぼち来られています。

 

3月の場所中に足首を捻って以来、全く回復しないとのことでした。患部を見てみると、中程度の腫脹があります。痛みは足首の内側が特に強く、外側、さらにふくらはぎにも痛みがありました。

 

以下が圧痛個所です。

 

1.脛踵靭帯

2.後脛骨筋腱

3.後脛骨筋

4.長母趾屈筋腱

5.長母趾屈筋

6.アキレス腱

7.上腓骨筋支帯

 

特に踵腓靭帯の圧痛が強いようでした。問題となった取り組みの動画も見せてもらったところ、踵腓靭帯に負荷がかかっていることがわかりました。また、受傷直後の画像があるとのことで、それも確認したところ、下腿後面に内出血が認められ、おそらく後脛骨筋の部分断裂も併発していたことが伺えました。

 

痛みは歩行時にも現れ、特につま先立ちとランジ動作で増悪。通常、足首のコンディションは背屈方向への可動域に比例します。従って、ランジ動作における症状増悪を改善させるのがポイントです。

 

また、腓骨(外果)と距骨の可動性制限も認められました。神経に関しては問題なしと判断。

 

従って、治療では上記の問題点に対してアプローチすることになります。治療後は10⇒5でした。5というのは及第点ではありませんが、おそらく腫脹が邪魔をしているのだと思いました。

 

足首の状態が上がってくれば腫脹も緩和してくるはずですので、ここからの予後経過を見たいと思っています。

 

ところで、腫脹についてです。これは関節軟骨に負荷がかかっているサインでもあります。よく膝関節に水が溜まることがありますが、変形性関節症の人に多いですね。

 

このお相撲さんの場合、関節軟骨はまだ損傷していないのだと思いますが、相当な負荷が加わっている可能性が高いです。従って、これは今後のリスク要因です。

 

さらに、アキレス腱の強い硬縮もありました。これは二次的に生じているのだと思いますが、アキレス腱断裂のリスクもあります。

 

両者ともに手術を要する症状であり、力士としてのキャリアにとっては大きなマイナス要因です。

 

二次災害を防ぐためにも場所前の治療は必須です。

 

とりあえず、今週は後2回ほど来られる予定ですので、2回で9割以上のコンディションで場所に臨めるように尽力します。

 

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