ジャンパー膝

両膝痛のケース

おはようございます!

 

先日来られた患者さんのケースについてです。

 

バスケットボールをやっている中学生の女子。主訴は両膝の痛みです。痛みは膝蓋骨の周りにあり、特に内側に強く自覚されています。ジャンプやダッシュなどで鋭い痛みが現れます。

 

最初にスクワットを行ってもらったところ、それでも痛みが若干あるということでした。もう、この時点で痛みの出所はほぼわかります。後は触診で確認するだけとなります。

 

痛みの主は膝蓋骨の関節面です。まだ若いので、治療への反応も良く、1回目でジャンプ時の痛みはゼロになりました。ただ、実際のバスケットの動きではどうなるかはわかりません。大事を取って、数日間は実践練習を控えるようにアドバイス。

 

さて、この患者さんの膝の痛みの原因構造は明らかになりましたが、それではどうしてそのようなことが起こってしまったのでしょうか?

 

これを解明するためには動作解析が必要です(動作解析と言っても、視認するだけで十分なのですが)。

 

彼女の場合、スクワット時にきつい外反膝になってしまうことが、原因の一つです。これは女性に多い膝の使い方の特徴です。

 

しゃがんでいくときに極度な大腿骨の内旋が生じています。この時、膝蓋骨関節面の外側に強い圧迫負荷がかかります。逆に立ち上がる時は外旋が生じるため、膝蓋骨関節面の内側に負荷がかかります。

 

これが反復されることで、膝蓋骨関節面の外側と内側がともに傷んでしまうわけです。

 

従って、根本的には下半身の使い方を修正しなければ、この症状は再発を繰り返す可能性があります。

 

痛みを取るのはそれほど難しいことではありません。痛みのない状態を維持するのが難しいのです。

 

 

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2017年1月19日(木) 関節運動学的セミナー@札幌(頸椎、顎関節、仙腸関節)

1月1日(日)~9日(火)まで休診です


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両膝痛のケース” への4件のフィードバック

  1. 「痛みを取り除く」のと「痛みが起きなくする」のは、別の作業(解析)だという事ですね。

    Sr.の個人的事情(状況)を書くと、
    Dr.S先生に治療していただいても 次の週には又 伺いたくなってしまう→我慢して その次の週に治療していただく、
    という繰り返しだった。
    せっかく正しい状態に直していただいても、(主に)仕事で 終日 おかしな姿勢や力の入れ方をしているせいで 直ぐに元の木阿弥になってしまうのだと思う。
    3週間は我慢できない。(かなり前だが、諸事情で1ヶ月以上伺えなかった時は ホントにキツかった!)
    それが 今回は 3週間を過ぎ 4週目に突入しているが、まだ何とかなりそうだ。
    何が変わったのか?と自問してみる。
    12月5日の人間ドックに向けて、2ヶ月ほど前から 腹筋運動(& 少々の腕立て伏せとぶら下がり)を始めた。
    動機は 最近ヤバイと感じている「腹囲」を減らせないか?と思ったからだ。(結果は、1年前より3cm弱減少!)
    今までに何度も始めた事は有るが、なかなか続かなかったけれど、今回は一応2ヶ月程度は続いている。
    そのせいか、なんとなく 所謂 体幹がしっかりしてきた様な気がする。
    今までより、背中を丸めずに椅子に座っていられる時間が長くなった様に思う。
    歩いている時も、気がつくと お腹をキュッとへこませて足を出している様だ。
    このまま 途切れずに続けるよう努め、自分の状態を観察してみたい。

    • おはようございます。

      殆どの人の痛みの原因は生活習慣の問題です。
      カイロプラクティックの治療を受けても、薬を飲んで症状を抑えても、手術をしても、生活習慣に問題があれば、再発を繰り返します。
      規則正しい生活を心がけ、心身共に健康な状態を維持できると良いですね。
      (心身が健康な場合、心がけなくても規則正しい生活になっていきますけどね)

  2. こんにちは

    そうなんですよね。
    身と心、両方が健康でないとね。
    Sr.は、特に【心】の方が問題かな・・・。
    身を健康に保つ為に必要な事を続けられない心の弱さ、とかね。
    身と心の相互作用、心身の健康と規則正しい生活の相関関係、
    何れも、どちらが先でどちらが結果という様に決め付けられない関係ですよね。
    最近、人間が獲得した『考える能力』という物を邪魔に感じる機会が増えてきました。
    喜怒哀楽をコントロールする能力を身に付けないとやっていけない・・・。
    面倒な事ですねぇ。

    • 生きていく上で思考は必要なものですが、それが度を過ぎると邪魔になります。
      邪魔にもなるし、その人の世界を狭めていきます。
      思考の奴隷になっている状態ですね。
      思考の奴隷になっている時というのは、感情的・主観的な状態に支配されています。
      バイアスがきつい状態とも言えます。
      なかなか厄介ですね。

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