母指の痺れと感覚鈍麻

おはようございます!今朝はスクワットだけで終りにしようと思っていましたが、結局いつもと同じルーティンを完遂しました。

昨日来られた新患の方のケース。2カ月前に前腕を打撲して以来、前腕から母指にかけての痺れの感覚鈍麻を訴えている。

ちなみに、この方はカナダ人。整形外科へ行き、“頚椎が原因”と診断され、抗炎症薬を1か月飲み続けるも改善はゼロ。

外国人の患者さんが、必ず訴えるのは、日本人医師の英語力の欠如。実は医師で英語ができないのは世界的に見てもかなり珍しい。タイでもミャンマーでも医師は皆、流ちょうな英語を話す。

そして、このようなケースの場合、大概は誤診している。感覚異常を訴えている部分を見れば、正中神経障害であることが明白である。

もちろん、第6頚神経根障害の可能性も否定できないが、問診で患者の訴えを十分に理解できていれば、その可能性は低いことがわかる(もちろん、鵜呑みは良くないが)。

ここまで来れば、正中神経の絞扼箇所を触診で割り出し、そこを解放してやれば良いだけである。

治療後の改善率は50%(患者の主観)。神経の絞扼障害の場合、すぐに症状が戻らないことも多い。特にこの方の場合、2カ月という長期に渡り障害があったので尚更である。

何より、初診時で症状に変化があったということが重要だ。

来週また来られる予定。予後経過の報告が楽しみである。

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