危険な施術にご用心!?

おはようございます!今朝は背中。バーベルではなくダンベルでローイングをやりました。広背筋がグングンストレッチされる感覚は最高ですね。今晩辺りから筋肉痛でしょう。

 

 

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51273

 

この記事は一人の整形外科医のインタビューを元に書かれています。記事の内容はエビデンスのない主観的見解に過ぎません。従って、現状を正しく反映しているわけではありません。

 

例えば、こんなくだりがあります。

 

「整骨院では骨格の歪みを外圧によって矯正する治療が行われることがありますが、医学的にそんなことは治療になりえないのは明らかです」

 

整骨院云々の部分はさておき、この方、何を根拠に「そんなことは治療になりえないのは明らか」と言い切っているのでしょうか?

 

また、「なぜ、その痛みがあるのかという原因を探ろうとしないのです。」と言ってますが、これは整形外科(西洋医学)でも全く同様です(投薬や湿布、電気治療など)。

 

このように、かなり突っ込みどころ満載の記事となっていますが、全てが間違っているということではありません。

 

この整形外科医が言うところの「スラスト術」というのは、カイロプラクティックの手技のことだと思いますが(我々はアジャスメントと呼んでいる)、この治療技術は外科医のメスと同様です。つまり、人を治すこともできれば傷つけることもできる。

 

もちろん、技量には個人差もあるため、本場アメリカのカイロプラクターでさえ、稀に医療事故を起こします(実際はカイロプラクティック教育を受けたカイロプラクターによる医療事故は少なく、その多くはカイロプラクター以外の医療従事者によるものと言われていますが・・・)。

 

日本人の多くは、柔整師がカイロプラクティックのアジャスメントを履修していると勘違いしているようですが、彼らは学校でそのような手技は全く学んでいません。

 

つまり、にわか仕込みの場合が非常に多い。もちろん、柔整師の人もカイロプラクティックの学校へ通い技術を学んでいる人もいますが、現状はごく少数に限られています。

 

アメリカでもフルタイムで3年間びっしり学び、その後、多くの臨床経験を経て少しずつ技術を修得していくものなのですが、それを治療院でちょこちょこっと教えてもらい(この場合、教える側にそもそも問題あり)、見よう見まねで患者さんの首を掴んで捻っているのですから、これで事故が起こらない方が不思議なくらいです。

 

余談ですが、たまに患者さんから「具合が悪くなった時、誰に治してもらうのですか?」と質問されます。しかし、逆に「ぼくが近所の接骨院へ行くと思いますか?」と聞き返します(笑)。怖さを知っているので、そんな身体を張ったギャンブルのようなことは絶対にしません。

 

また、日本の場合は「身内にもやばい」人が多いこと(笑)。つまり、カイロプラクターと自身を呼んでいる人たちのレベルにも問題があります(笑いごとではありませんね)。

 

日本にも多くのカイロプラクティック学校がありますが、教育レベルはピンキリです。それこそ、既出の整骨院同様、にわか仕込みのカイロプラクターも非常に多いのが現状です。

 

しかし、アメリカレベルのものを求めると、殆どのカイロプラクターはカイロプラクターではなくなってしまいます。

 

ぼくは、最低でも2年間のカイロプラクティック教育を受けているのが基準になると思っています。これが最低ラインです。日本の現状を鑑みた場合、これが妥当なラインではないでしょうか(もちろん、今後基準を引き上げていく必要はあります)。

 

もし、今カイロプラクティックを受診したいと迷っておられるのであれば、この辺りを基準に考えたらよいと思います。しかし、一番確かなのは、ぼくのところに問い合わせいただくことです(笑)。ご近所にお勧めできるカイロプラクティック院があれば、ご紹介させていただきます。

 

 

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スポーツ医学&カイロプラクティック研究所
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危険な施術にご用心!?” への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    ちょうど一昨日の晩に、記事と同じような内容のテレビ番組を偶然見かけました。
    内容は、首の痛みを訴えてカイロプラクティックを訪れたものの、一向に治癒せず、さらに通い続けているうちに、首を伸ばされたために血管が損傷し、脳梗塞を引き起こしてしまい、死亡するに至った、というもの。
    記事にありますように、突っ込みどころが満載で、素人ながら言いたいところは多々ありましたが、これはネガティブキャンペーンにも近い、カイロプラクティック関係の方々にとっては大変失礼な内容なのではないかと感じました。
    テレビ番組の内容は、まさにエビデンスのない主観的見解に過ぎないのですが、この点もブログの記事に指摘してあります通り、それはいわゆる医療機関側にもカイロプラクティック側にも双方について言えることです。
    こういった内容構成は、テレビ番組という性質上、仕方がないのかもしれませんが、それにしても如何なものかと・・・。客観的な判断材料を与えられていない視聴者は、これが全てだと思い込んでしまうはずです。
    実にさまざまな治療法がある昨今、本当にその症状に合った治療法と出会うという事が困難なことなのかもしれません。また、メディアによって拡散された偏見もまた大きく、この現状にとても複雑な気持ちにさせられました。

    • おはようございます!
      コメントありがとうございます。

      そんな番組があったんですね。最近はテレビの裏事情が少しずつ明かされてきているので、話半分で見ている人が多いとは思います。

      得てして、テレビ番組は視聴者の感情を刺激するような作りになっています。素直な人はそれにまんまと乗せられてしまいます。

      しかし、いくら視聴率(お金)のためとは言え、そのような印象操作はいただけませんね。カイロプラクティックの治療で救われる可能性のある人が、救われないケースが出てきてしまいます。

      ただ、残念ながら日本でカイロプラクティックを標榜している人たちにも大いに問題があります。カイロプラクティックのアジャスメントに関しては、日本は完全なる無法地帯です。従って、昨日までカイロプラクティックを知らなかった人が、今日、人の首を掴んで捻ることもできてしまいます。異常事態です。

      受診する人はそんなことを知りません(特に日本人は人を信じやすいので)。「ちゃんと技術を学んでいる人」と思い込んでいますが、現状99%は「まったく技術を学んでいない人」たちです。

      お気をつけください。

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