食と文化の謎

おはようございます!

 

昨日、『食と文化の謎』という本を読み終えました。友人から借りた本なのですが、他人の本は自分からは選ばない可能性が高く、「偏食」を修正するのにちょうど良い役目を果たしています。

 

著者は人類学者なので、人類学者的視点から食文化について論じています。例えば、我々は牛肉は食べますが、牛に似ているバッファローは食べません。

 

また、犬を食べたことがあるなどと言おうものなら、眉間にしわを寄せて嫌悪感丸出しで「ほんとですか?」と言われたりします(体験談)。

 

このように、食べられるのに敢えて食べないものがたくさん存在しているのですが、この本ではその理由について解説されています。

 

例えば、アメリカ人はヤギ肉や羊肉を食べません。なぜなら、「それらの肉が搾取された貧しい人種・文化の少数者と結びついていることが、その味のイメージを悪くし、また平均的アメリカ人が馬や犬の肉とかわりないくらい毛嫌いする理由となっているから」と著者は説いています。

 

上の説明にもあるようにアメリカ人は馬肉を食べません。馬刺しなどもっての外です。昔、あるアメリカ人が日本で馬刺しを食べたとぼくに話してくれましたが、心なしか小声だったような気がします。

 

彼らにとっては馬と犬は同列扱いなので、アメリカ人が馬刺しを食べたというのは、我々日本人が犬肉の刺身を食べたという位衝撃的なことなのだろうと、当時を思い出して納得していました。

 

さすがにぼくも犬刺しを食べたなどと通常の声量で話すのははばかれます(もちろん、犬刺しなど食べたことないです)。

 

また、アジア人の成人には乳糖不耐症の人が多いのですが(90%以上)、白人は真逆です(10%以下)。これについては、「白人は搾乳可能な動物(主に牛だと思う)を家畜化することによって、ミルクを飲む機会が増え、それが遺伝子の突然変異を引き起こし、成人になってもラクターゼ(乳糖の分解酵素)を体内で合成できるようになった」と説明されています。農耕民族と狩猟民族の違いに由来しているものなのでしょう。

 

ただ、我々アジア人の牛乳に対する嫌悪感がこんな感じで表現されています。

 

しかし、中国人や他の東アジア、東南アジアの人々は、ミルクに嫌悪感を持っているなどという生易しいものではなく、吐き気を覚えるほど嫌っているのであり、彼らにとって、良く冷えた新鮮な牛乳をぐいっと一気に飲み干す光景は、西欧人で言えば、良く冷えた新鮮な牛の唾液を飲む光景を目にしたらもよおすような気持ちを抱かせるものなのだ(P162)。

 

ぼくも乳糖不耐症なので、大量に牛乳を飲むとお腹の具合が悪くなりますが、吐き気を覚えるほどの、良く冷えた新鮮な牛の唾液を飲むほどの嫌悪感はないですけどね。

 

これ以外にも昆虫食やカニバリズムなどのなかなか興味深いトピックについても論じられています。興味のある方はご一読ください。

 

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