ヤンゴンにカイロプラクティック上陸!

本日は”Ratana Metta Organization”というところに行ってきました。

 

Ratanaというのは、『大切なもの』、Mettaは『慈悲』という意味です。

 

共にパーリ語です。

この組織の具体的な活動は、恵まれない子供らへのサポートです。

 

健康、暴力、環境、教育などのサポートです。

 

ミャンマーでは未だに民族間の争いが絶えません。

 

内戦で親を失う子供もいますし、両親を失くした子供(ストリートチルドレン)が戦士として育てられてしまうケースもあるそうです。

 

この組織はそのような子供たちを保護して適切な環境へ連れて行ったりもしています。

 

また学費が払えない優秀な子供に奨学金の援助もしています。

 

こちらに来た理由はただ一つ。

 

ここで患者さんを診るためです。

 

この建物の1階には検査室(血を採取したりなど)があり、そこにはちょうど検査ベッドがあります。

 

広さは細長の4畳半程度で治療するにはちょうどよい広さです。

 

当初は2名だけと聞いていたのですが、診療している内にどんどん増えて行き、結局10名ほど診たのではないかと思います。

 

膝痛が最も多く、次に腰痛(脊柱管狭窄症も)、五十肩、ガングリオン、指節間関節の関節包拘縮、足首の捻挫、股関節痛、頚部痛などなど。

 

そんな中、非常に重篤な症状の若者が来ました。

 

1月にバイクで転倒して以来、手足のこわばりと痛み、筋力低下が起こっているとのことでした。

 

30歳くらいの男性です。

 

X線、MRIも持参して来られました。見てみましたが、特に異常は認められませんでした。

 

この患者さんを診た医師の診断書が英語で書かれてあったのですが、特にひどい状態ではないとい所見です。

 

現在は1.5か月毎に通院しているそうです。

 

触診してみると、明らかにおかしい。両手指が拘縮しています。また両上肢に中程度のこわばり。下肢も同様でした。

 

皮膚感覚について聞いてみると、首から下側が全部おかしい感じ。

 

明らかに中枢系の症状です。脊髄のどこかを傷めている可能性が高い。

 

主治医からの説明について聞いてみると、「特になにもない」とのこと。

 

日本でもこれくらいひどい症状は診たことがありません。

 

とにかく、ぼくができることはアジャスメントと神経モビリゼーションくらいです。

 

治療後は全く変化なしでした。

 

今後、自宅でやるべきストレッチとエクササイズについて説明して終了しました。

 

彼とは11月にもう一度会うことを約束して別れました。

 

総括としては10名中7名程度の患者さんがほぼ無痛まで寛解しました。

 

おそらく、噂を聞いた人たちで11月はとても忙しくなることでしょう。

 

カイロプラクターとして貴重な経験をさせてもらいました。

 

本当にありがとうございました。

 

追伸;お昼ご飯をこちらの方が用意して下さました。薄味の中華飯です。美味しかったです。

 

 

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